一般整備

今回はDR30 スカイラインのパワーウィンドウ不動の修理です。

レギュレーター、モーター等をドアから外し

モータのカプラまで、電気が来てるのかを確認します。

電気は来ているけど、回らないので

モーターとギアのユニットを分解してみます。

 

雨が隙間から入り込んで、内側で錆が発生しており

モーターの回転軸も錆にやられてしまっていました。

丁寧に錆を削り取り、再グリスアップ

パッキンが頼りないフタの内側も

新しいグリスで満たして水の侵入を防ぎます。

モーターブラシも清掃してキレイに当たる様に再調整し、戻します。

レールやガイドローラー、スプリング、関節部、ギヤも汚れや古いグリスを拭き取り

グリスアップします。

 

組付け後、とてもスムーズで静かに上下する様になりました。

気になった方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

ヘッドライトが樹脂レンズの車で、黄ばんだり、曇ってきて

気になっている方は、多いのではないでしょうか。

当店でもヘッドライト磨きのメニューは有るのですが

左右で10000円、施工時間も小1時間位と、初めてで試しに…

とは中々難しいとも思います。

 

そこで、もう少し価格と時間を抑えた製品をテストしています。

 

代車のワゴンRのヘッドライトも、艶引け・黄ばみ共に出てます。

コンパウンドの様な薬剤をレンズ部に塗り込み

黄ばんで焼けてしまった樹脂を溶かし込んでいます。

拭き取ってみると、溶けた樹脂が付いてきます。

レンズの状態により同じ作業を繰り返します。

 

今回は2回繰り返し、溶かし込んだヘッドライトが

この様な状態にまで戻ってくれました。

大分黄ばみが抑えられました。まだ少し白っぽいですね。

 

このままでは、また紫外線により、樹脂が黄ばんでしまうので

対紫外線へのコーティングを行います。

 

磨き傷を埋めながら、透明感・艶出し効果と

紫外線カットのガラス系コーティングです。

ここまでで、約10分。

レンズが奇麗だと、車も若返りますよね？

施工前・後の差が凄いです。

今回のテストでは、クリーニングの際に

黄ばんだ樹脂を、丁寧に削り取るか、溶剤で溶かし取るかの違いがあります。

この下地処理で、仕上がりや、耐久性に大きな差が出ますので、

今回の溶かし取るタイプは、軽度のレンズ黄ばみには対応出来ますが、

しっかり黄ばんでしまったレンズでは、効果はそれなりの様です。

 

お手軽な価格帯で、短時間に施工出来るメニューにする予定なので

お気軽にお問い合わせ下さい。